一つの目標を達成するためには何工程もの行動が必要ですよね?
例えば「1年後に10キロ痩せる」という夢を描いたとすると、
<目標1:毎日運動する>
- 週5日はジムに通う
- 毎日30分以上ウォーキングする
- そのための服や靴を揃える
- お風呂上りにストレッチを毎晩する
<目標2:食事制限をする>
- 朝はスムージーを飲む
- 毎日水を2リットル以上飲む
- 炭水化物を減らす
- 間食をやめる
- 食事日記をつける
けれどそれらの行動をやりやすいものから手あたり次第やってしまうと沼にはまります・・・
- 途中で飽きてくる
- だんだん難しくなってやる気をなくす
- 最初はよかったのに、少しサボったら嫌になった
- そもそも何から手をつけていいのかまったく想像がつかない
って感じに。
せっかく頑張って計画したのに、行動に移せないのはもったいない!!!!
そこで大切なのが行動目標を仕分けする作業。
といってもそんな複雑じゃありません。行動目標を3つに仕分けするだけ。
この作業をおこなうと、
- どの行動から取り組めばいいか計画が立てやすくなる
- 行動目標を見直すきっかけになり、達成の効率があがる
というメリットがありますので試してみてください。
目次
行動目標は期限付き・習慣・細分化系の3つに仕分けよう
行動目標の種類
行動目標は次の3つにわけることができます。
- 調べものや道具の購入などの期限付きの行動
- 毎日取り組んで日々の習慣にしたい行動
- 行動をさらに細かくしないといけない行動
期限付きの行動って何?
期限付きの行動とは、締め切りがある行動のこと。
具体的にはこの2つの行動が作業系の行動にあてはまります。
- リサーチしたり勉強して知識をより深める行動
- 目標を達成するために時間やお金を投資する行動
例えば、「〇〇会社の就職試験に絶対受かりたい!」という場合の夢だとすると・・・
①リサーチしたり勉強して知識をより深める行動
- 図書館で本を借りて就職する会社の仕事について勉強
- 就職のエントリーの手続きを行ための流れを調べる
- エントリーシートを書くために自己分析を行う
- セミナーに参加
- 先輩で受かった人がいれば、試験内容をリサーチ
②目標を達成するために時間やお金を投資する行動
- 新しく自分に似合ったスーツを購入する
- パソコンを新しく購入する
- 休日は勉強するための時間にあてる
- 試験対策の参考書を購入する
- 有料のより使いやすいスケジュール管理のツールを導入
などが期限付きの行動になります。
習慣系の行動とは
習慣系の行動とは、歯磨きなどのように毎日繰り返し行いたいルーチンワークのことです。
- 勉強する
- 学習記録をつける
- この時間には必ず寝る
- ゲームやネットサーフィンするのをやめる
- 休日は外にでかけてカフェで勉強する
例えば「料理上手になって彼氏を驚かせたい」という夢だとすると・・・
- 仕事終わりに料理教室に通う
- 週に一度は食べ歩きをして外のお店の味を覚える
- 作ったレシピは、エバーノートで写真と感想と作り方を記録してレシピノートを書く
- 月に1冊は料理の本を買い、その中から月5個の料理を作る
- お弁当を毎日作る
といった感じのものが習慣系の作業になります。
細分化系の行動とは
細分化系の行動とは、それだけでは漠然としていてもっと掘り下げないとやりにくい行動のことです。
「決めたはいいけどなんかやる気でねぇなぁ」
っていう行動はたいていがこの行動です。
こういった行動は、さらに細かくやる気がでるところまで細かくしてしまいましょう。
例えば「コミュニケーション力を高めたい」というのが含まれていたとします。
ってなって何から手を付けていいのかわかんないですよね?
こういった行動に関しては、さらに具体的な行動まで掘り下げていきます。
- 相手の目を見て話すクセをつける
- 相手の話をしっかりと聞いて相づちを打つようにする
- コミュニケーション系の本を何冊か読んで実践する
- 興味のある分野のイベントに参加する
- 短い日記をつけて文章をまとめる力をみにつける
といったように箇条書きでいいので、その行動を実現するためにさらに何をしたらいいのか書き出していきましょう。
その細かくした行動も、期限付き行動と習慣系行動にわけます。
行動目標を3つに仕分けた方がいい理由
行動を3種類にわけておかないと、
- 同じ場所を何度もグルグルしてしまう
- 無駄にゴールまでの距離を伸ばしてしまう
危険性がでてきます。
これでは超非効率。
習慣系ばかりになってしまうと、目標達成までのスピードが格段に落ちてしまいます。
また明らかにすることにより、行動の進め方が見えてきます。
逆に期限付き行動ばかりをしていると、ノウハウコレクターになり前に進みません・・・
細分化系の行動ばかりだと、やることが増えすぎて進む道がわからなくなってしまいます。
行動力をUPさせる行動目標の仕分け方
3種類の行動を色分けをしよう
自分の立てた目標の行動は、色わけだけするだけでどれがどの行動かわかるようになります。
私はオープンウインドウ64というツールを使って、自分の夢の目標と行動を計画しています。
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いつも三日坊主で終わっていた私が目標に向かって行動できるようになった理由
この表の白い背景の部分が私の行動目標です。
<色分け前>
一見黒色で何が何だかわかりませんよね?
この行動目標を、
期限付き行動:青
習慣系:赤
細分化系:黒
にわけてみると?
<色分け後>
黒くてイメージしにくかったものが、一気にわかりやすくなりましたね。
手書きで書いた目標設定の色分けには、小さい見出し用のポストイットが便利です。
②偏りが大きすぎる目標は、行動目標自体をみなおす
目標に対しての行動目標のかたよりがひどい場合は、行動目標自体を見直してみてください。
<期限付き行動>
内容がかぶっているものが無いか見直して減らす。そして勉強したことが生きる習慣系の行動を1~2個加える。
<習慣系の行動>
本当にその習慣行動が必要かいったんやめてみて評価をする。
それでやめて問題がなかったらすっぱりやめて、重要な習慣系の期限付き行動を増やす。
<細分化系の行動>
内容がかぶっているものが無いか見直し、かぶっていたら減らす。
最後に:必要のない行動はやめる勇気を
必要のない行動をやめる勇気も大切です。
これもあれもと手を出してしまっていては貴重な時間が減るばかり。
どうしてもやめるのが怖いという場合は、
- 一度試しに辞めてみる
- やめてみて何も変わらなかったらバッサリやめる
というふうにしてみてください。これだけでぐっと行動力があがります。
今日はこんな感じで。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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